大学に合格したら親は子供にやらせなければならないことがある
大学に合格したら親として何をしますか。合格祝い、うん。部屋探し、うんうん。
大学生活の物質的土台作りは手伝わないと大変ですね。親が保証人になるものも多いです。
それ以外にあなたが親なら、たくさん勉強して友人作って勉強して、社会に羽ばたいてほしい、と思いますよね。
でも、具体的に何を、と伝えられますか。これをしておいてほしいと言えますか?
合格までに自宅でも出来ること、入学後してほしいこと。10項目書きだしました。
大学生はそれまでと違い、決まった教室もなく自分の机もイスもない、自分で考え行動して、日々を過ごすようになっています。
大学と住まいと往復するだけで4年間はもったいないと思いませんか。仕事に行かず、色々なことが出来る時期です。
親が言わずとも出来る子もいますが、大学生として送り出す前に伝えたいこと、私なら上の10項目です。
1.読書

読書は大学に入らずとも、子供のころから習慣づけておくといいですね。
電子書籍がいいのか、ペーパーがいいのか・・・。自分が何度も読み返したい、持ち歩きたい、マーカーを引きたいという本に出合えば、おのずと選択はできるんじゃないでしょうか。
ジャンルに偏らず多くの本を読んでほしいものです。入学祝いにさりげなく、これぞという本を贈るのもいいかもしれません。
2.恋愛

中学生や高校生からなんとなく付き合ったり、人気のある人もいるけれど・・・。心を揺さぶられるほど苦しくなるような恋愛が出来るのは、この時期じゃないですか?
勉強の邪魔と思わず、恋愛もしてほしいなと思うし、ススメたいですね。人間だって動物です。若い時は動物的に行動することだってアリ!
恋愛と自己管理、自己主張と人を想う気持ち、相反するものをどう付き合うか、社会に出ても自分をコントロール出来る理由の一つに恋愛経験はあると思いますよ。
偉そうに書いていますが、うちの子はきっとあまりいい恋愛が出来なかったのかも・・・。社会に出て仕事を始めたら、会社と家の往復です( ´゚д゚`)
3.一人旅

国内、海外、留学、ワーキングホリデー、どういう形でも構わないから、一人で旅をさせるといいです。
大学生はまだ体力もあるし、ゲストハウスのようなスタイルなら知らない人と気負いなく話をして色々な考えや経験を知り、見聞を広げるチャンスです。
人に尋ねないとわからないこともできるし、行動力を磨くことにもつながると思いませんか。
世界には時間をかけないとみられないもの、一生のうちに体験できるかどうかわからないもの、神秘と不思議があふれています。生まれた国を外から感じられます。
若く感受性の豊かなうち、体力のあるうちに足を使って旅をしましょう。
4.語学学習

一人旅とやや重なりますが、海外留学やワーキングホリデー、海外青年協力隊などいつ海外にいきたくなるかもしれません。
逆に日本に来た外国の人と話す機会もあるかもしれません。社会に出たら、外国人と一緒に仕事をするかもしれません。
また外国語は思考の組み立てが日本語と違うということがとてもよくわかるのです。
言うまでもないことですが、最低英語は話せるようになっておいてほしいですよね。
5.時間の管理

大学でも社会人でも、時間の管理ができないと生活が乱れます。体調が悪くなる、勉強に取りくめない、慌てると忘れ物をする、などいいことはありません。
学校や会社で10分前行動とか言われますが、時間は自分で管理するものです。管理できれば、ムダな人間関係に引きずられたり、遊びもしなくなります。
時間は自分のために使い、たくさんの時間を自分で管理できるのは大学時代だということを理解しておいてほしいものです。
6.資格を取る

会社に一生雇われる時代ではありません。年金もきっと小遣い程度になる時代がくるでしょう。そんな時代を臨機応変に生き抜くために、何か資格を持つことが身を助けます。
卒業したら取れるとか、就職用の資格ではいけません。これからはマルチタスクが出来る人が生き残るはず。
就職のためだけの資格ではなく、会社がつぶれた、起業する、そういう時生活していくために稼げる資格をとっておくことも大切です。
7.お金について知る

資格を取ることにもつながるかもしれませんが、お給料の中でやりくりするのでなく、どう生かすか、どう増やすか、その知識を大学生のうちに学びましょう。
稼ぐ=雇われるではありません。
私は常々、なぜ小学校から税金や金利、株、流通などについて教育しないのだろうかと思います。
自分が大人になってそう感じたためでもありますが、お金についてきちんと教育しないから今のように急に副業解禁、定年70歳と政府が言い出すのです。
裏を返せば、自分がそういう教育を受けていたらもっと変わっていたこともあるかもしれないということですが。
8.服を自分で買いに行く

服は親と買いに行くのが恥ずかしいと、中学時代から自分で買いに行く子もいます。でも、男の子など、親任せの子が多いです。
服も自己表現の一つです。しかも自分が自由に使える範囲で買わなければいけません。制約のある中で自分の好みのものを見つけたり、自己表現することは将来の自分にとって大切です。
もちろん、服を買う余裕すらない人もいるでしょう。では、どうやって手に入れるか考えるきっかけにはなりませんか。
安いリサイクルショップ、友人の物を譲り受ける、フリマを活用する。これも自分の知恵と心をきたえることにつながると思います。
9.大学外でもコミュニティを持つ

他大学のサークルに入れと言うわけではありません。ボランティア団体に登録する、趣味の合うコミュニティに参加する、など自分が興味があったり、大学で学べない、将来の自分に生かせるという活動に参加しましょう。
ボランティアは近年、就活で履歴書にボランティアの経験を書くことになっている会社も多いですが、単位稼ぎのボランティアは別として、自分の言葉で語れる経験のできるボランティアなら価値があると思います。
研究会とか、地域団体、自然保護団体、障害者や病気に関する団体、いろいろありますよ。
10.スーパーで買い物をして料理を作る

たいしたことではない、当たり前じゃないかと思われるかもしれません。とっくにやっているという人もいるでしょう。
けれど、たいていは親について行って好きなものをカゴに入れる人が多いのではないですか。親はお財布と相談しながら、家族の好きな物、献立を何日分か頭の中で考えながら買い物をしています。少しでもそこを理解してもらうことが大事です。
合格して自宅を離れる人は、合格後からすぐ実行してみてほしいです。1か月の生活費を30日分で割って、1日分の食費を計算したらその中で買い物をして、家で料理をしてみましょう。
家にいる間なら料理は親がヘルプして教えてあげられます。料理男子になればモテるかも!結婚しても料理の出来るダンナ様がいいですよねーw
大学時代は自己の基礎を築く時代。本当の生きる力を身につけてほしい

というわけで、今の大学生は大変です。教育費の出せる家庭の格差も大きく、なんでも出来るわけではありません。
でも自分を消耗するだけのバイトや、授業以外引きこもって生活するのでは人生の中の「大学」という、自分で何か考え自立していくための過程を無いものにするのと同じです。
お金があっても無くても知恵を絞り、友人や先輩の力も借りて自分を鍛えることを目標の一つにして、将来社会にでてほしいとエールを送りたい、そんな気持ちでいます。
あなたが親ならこの10リスト、いくつしてもらいたいと思いますか?それでは!お子様の活躍を祈りますね^^
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